男性の更年期の原因とは?症状の改善方法3選も紹介!

男性の更年期の原因とは?症状の改善方法4選も紹介!

「更年期障害」という言葉を聞くと、なんだか女性特有の症状のようなイメージがあると思います。
ですが最近では、男性にも更年期障害があることがわかってきています。
この男性の更年期障害は、「LOH症候群」ともいわれ、男性ホルモンである“テストステロン”が大きく影響しています。
ですが男性の更年期障害は女性と違ってまだ認知度が低く、複雑で色々な症状が出るため、自分が更年期障害だと気付かれない方が多いようです。
そこで、今回は男性の更年期障害とはどういったものなのか、具体的にご紹介したいと思います!

 

男性の更年期障害とは?原因や症状を知ろう!

男性更年期

男性更年期障害は、医学的な正式名称があり「加齢男性性腺機能低下症候群」、英語では「Late-Onset Hypogonadism(LOH症候群)」と呼ばれています。
では、具体的にどのようなことが原因で起こるのかというと、女性の更年期障害が「エストロゲン」という女性が元気で若々しくための女性ホルモンの減少が原因で起こるのに対して、男性の更年期障害は「テストステロン」という男性らしさをつかさどる男性ホルモンが減少することによって引き起こされます。

 

そして、テストステロンの値は20代をピークに、40代あたりから徐々に減少していきます。

 

男性更年期

 

ですが男性ホルモンの減少する、というとただ単に性欲減退やEDなどと結びつけられるだけで、「年だから男性機能が衰えてきた」と簡単に考えてしまいがちな人がほとんどです。
しかし、男性ホルモンは性的な部分だけではなく、肉体的や精神的な部分にも大きくかかわっているため、思わぬ体の不調を呼び起こすことがあります。
テストステロンがが少ないと、やる気の減退やうつ症状、筋肉痛、心筋梗塞や脳梗塞リスクの上昇など女性の更年期障害と同じような症状が現れてきます。
また、女性の更年期障害は早い人で40代あたりから症状が現れるのに対して、男性の更年期障害は早い人は30代あたりから症状が出てくる場合があります。

 

具体的な症状としては、「カラダ」「ココロ」そして「性的なもの」の3種に分けられ、以下のようなものが挙げられます。

 

「カラダ」に関わる症状

男性更年期

テストステロンは筋肉や骨を大きくし男らしいカラダを保つために必要なものです。
それが減少することにより、筋力の低下やそれに伴う筋肉痛、疲労感があらわれます。
さらに、ほてり(ホットフラッシュ)、発汗、頭痛、めまい、といった女性の更年期障害と同じような症状が現れることもあります。

 

「ココロ」に関わる症状

男性更年期

テストステロンにはネガティブな感情を抑える働きがあります。
ですが、これが減少することにより、不安を感じやすくなったり健康に対する自信がなくなってきたり、ささいなことでイライラしたりすることが多くなります。
また抑うつや不眠、それに伴う集中力の低下や記憶力の低下なども引き起こされます。

 

「性的なもの」に関わる症状

男性更年期

テストステロンには異性を惹きつけるフェロモンを発生させ、ドーパミンという興奮作用のある物質を増やす効果もあります。
また、勃起するために必要な一酸化窒素にもテストステロンが必要なため、テストステロンが減少すると勃起のしにくいカラダになったり、朝立ちしにくくなったり、性欲の減退、頻尿などの症状が出てきます。

男性の更年期障害になりやすいタイプはこんな人!


テストステロンという男性ホルモンの減少が原因で起こる男性の更年期障害ですが、年齢が進むにつれてすべての男性が更年期障害になる、というわけではありません。
テストステロンの減少に加えて、ストレスや過労、ビタミンやミネラルの不足、性格など色々な原因が絡み合って男性更年期障害の症状があらわれます。
男性更年期障害になりやすいタイプは以下のような人が挙げられます。

男性更年期

  • 40〜50歳代の人
  • 几帳面でストレスをためやすい人
  • デスクワークがメインの仕事をしている人
  • ストレスがたまりやすい管理職の人
  • 運動不足の人
  • 食生活や生活のバランスが不規則な人

その症状、更年期障害かも?セルフチェックをしよう!

男性更年期

 

こちらのサイトに来てくださっている方は「ひょっとして自分は更年期障害かも」とか「うちの旦那は更年期障害なのかも」と思って来てくださっている方がほとんどだと思います。
そこで、更年期の症状に起こりやすい内容をチェック項目にして挙げてみました。
以下の表を参考に、いくつ当てはまるかをチェックしてみてください。

 

  • 最近なんだか身体がだるい
  • 特に運動したわけではないのに筋肉痛のような症状がある
  • 運動したわけではないのに大量に汗をかく(特に顔など、今までかかなかった汗をかく)
  • 寝つきが悪い、眠りが浅い、朝起きづらいなど、睡眠に対する悩みがある
  • 寝不足でもないのに昼間に眠くなる
  • なんとなくイライラするようになった
  • 以前より細かいことに気になるようになった
  • 不安な気持ちになりやすい
  • 以前より疲れやすくなった、行動を起こすのが億劫だ
  • 筋力が落ちた
  • なんとなく憂鬱な気分になる
  • 「自分のピークはもう過ぎた」と感じてしまう
  • 自分のことを卑下して考えるようになった
  • ひげの伸びが遅くなった
  • セックスに対しての体力が低下した
  • 朝立ちしなくなった
  • 異性に対して興味がなくなってきた

 

これらの症状の中で3つ以上の該当することがある人は、一度男性更年期障害を疑ってみてもいいかもしれません。

 

「うつ病」と勘違いして症状が悪化する?

男性更年期障害の症状には様々なものがありますが、中には体調不良で寝込んでしまったり、気分が落ち込んでうつ病と思い込んでしまうケースもあります。
うつ病だと思って治療を続けていた人が、実は男性ホルモンであるテストステロンの不足で、うつ病の治療ばかりを続けていたため、一向に症状が改善されなかった、というケースもあるそうです。
こういったことを避けるためにも、うつのような症状が出てきた場合は、男性更年期障害も疑ってみましょう。

男性の更年期障害はこうして楽に!改善方法3選!


では、男性更年期障害を疑った場合、どのようにすればその症状を緩和することができるのでしょうか。
男性更年期障害を改善するための方法を以下にまとめてみました。

 

栄養バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事

 

男性更年期障害の原因は単にテストステロンが減少するだけではなく、ビタミンやミネラルなどの栄養不足も関わってきます。
ですので、しっかりと栄養のある食事をきちんと3食摂ることが大切となってきます。

 

男性更年期障害を緩和するために、取っておきたい栄養素は「亜鉛」です。
亜鉛にはテストステロンの増加を促進する効果があります。
そのため、、男性更年期障害で悩んでいる方には特にしっかりとっていただきたい栄養素です。
牡蠣やホウレンソウに多く含まれている栄養素ですので、それらを意識的に食事に取り入れましょう!
しかし、実際は栄養に気を遣った食事を毎日摂るというのは難しいことですよね?
そんな時はサプリメントで栄養を補給するようにしましょう。
また、ビタミンB群やミネラルなども男性更年期障害と密接にかかわっているので、亜鉛単体が取れるものではなくこれらものもの一緒に摂れるサプリを選ぶのがおすすめです。

 

質の良い睡眠をとることを心がける

寝る

 

更年期障害によって自律神経のバランスが崩れると、副交感神経の働きが悪くなり、不眠の原因となります。
また、テストステロンは睡眠中に多く分泌されるので、十分な睡眠がとれないと、ますますテストステロンが減るという悪循環に陥ってしまうため、しっかりと睡眠をとるように心がけましょう。

 

症状がきついならお医者さんに相談!

お医者さんにいく

 

とにかく更年期症状がきつい時には、お医者さんにてきちんと診察してもらい、男性ホルモン補充療法(ART)という治療を受けることをお勧めします。
具体的な方法はその名の通り、足らなくなった男性ホルモン・テストステロンを注射や飲み薬、塗り薬で補うものです。
日本では主に注射での治療がメインです。
男性ホルモン補充療法を始めると、3カ月〜半年ぐらいから効果が現れだします。
もちろん、個人差はありますが、大体1年ほど治療を続けると、元気だった時の50%〜90%くらいにまで元気が回復してきます。

 

おわりに


男性ホルモン・テストステロンの減少はただ単に「性的能力が減ってきた」などと笑って過ごすようなものではありません。
時には寝込んでしまったり、うつ病のような症状を引き起こしてしまう重大な病気の前触れとなることもあるのです。
男性更年期障害かも…と感じたなら、まずは自分たちでできるところからはじめてみましょう!